「またね」とは、次につながることば。
一方が言っている言葉ではなく、島の人と観光で訪れる人の双方が言い合う言葉です。
いつまでもこの場所で再会ができるように、来訪者には島を知り、共に守り、敬う行動を、町民は変わらず自然と文化と暮らしを守り続けます。
「またね」という言葉には、島と人そして未来をつなぐ思いが込められています。
私たちの当たり前が、
あなたの当たり前につながれば。
気持ちはもっと近づく。
祭事は神への感謝と祈り。
心を込めて謡い、そして踊る。
自然のサイクルを止めない。
暮らしの中に
ここで生まれたものを
それは、うつぐみの心を
暮らす感覚で知る。
みんなに心地よい旅になるように。
竹富町へ訪れる方へ
「責任ある観光(レスポンシブル・ツーリズム)」とは、観光客が自身を「ツーリズムを構成する重要要素の一つ」と捉え、旅行先の地域や環境に与える影響に責任をもち、配慮することで、よりよい観光地をつくり上げようという動きです。
竹富町では、毎年多くの観光客が来訪しており、観光が町を支える産業である一方で、環境や暮らしへの負荷も発生している為、これらに配慮した行動を心がけていただく”責任ある観光”を呼びかけています。
「またねっ!と言いたいから。」という言葉にあるように、観光客が我慢するだけではなく、楽しめる、持続可能で新しい観光の可能性について模索しています。
我慢するのではなく、自然や文化を体験し、「知る」ことで生まれる1人1人が定義する”責任ある観光”を推奨しています。
地域に受け入れられる旅行者になる8つのアクション
またねっ!と、言いたいから。竹富町に来る前にぜひ予習お願い致します。
島民のことをたいせつな相手と思ってください。出会ったら笑顔であいさつを交わしましょう。美しい町ですが、民家の敷地をのぞいたり、ドローンで撮影することはひかえ、静かな暮らしに配慮しましょう。
島民にとって神聖な御嶽(うたき・おたき・おん)、先祖が眠るお墓に行き当たったら、立ち入らず、遠くからそっと手を合わせましょう。
島で処理できるゴミは限られており、島民は島でできるだけゴミを出さない生活をしています。ゴミになるものは持ち込まず、可能な限り持ち帰りましょう。
島内には島民のための小さな診療所しかありません。特に、強烈な日光にさらされ体調を崩したりやけどを負うことには注意が必要です。水分や塩分を補給し、帽子の着用、日焼け止めの使用が対策になります。
海岸以外の場所では水着や露出の多い服装は受け入れられません。お店や食堂、交通機関に濡れたり砂のついた状態で入ると清掃の負担がかかります。はきものに砂がついていないか注意をはらいましょう。
海があまりに美しいので遊泳したいと思うかもしれませんが、島々の海岸はほとんどが天然の自然海岸で危険を伴います。救助や手当をする体制はほぼありません。泳ぐ場合は二人以上、ライフジャケット等浮力を得られる準備がなければ遊泳は避けるべきです。飲酒時、体調不良時は絶対に泳がないでください。天候や潮流、危険生物等の情報を事前に確認してください。
生物の多様性にあふれる山は魅力的ですが、救助や手当をする体制もほぼありません。安全な装備を手に入れ、二人以上でなければ登山は避けるべきです。生物や植物は見るだけに。捕獲・採取は場所、種類によっては法令に触れます。また、入山届や、国有林の場合は入林届等手続きがあります。
特に西表島ではイリオモテヤマネコやカンムリワシなど希少動物たちの交通事故が問題になっています。島内の道路は40キロ、集落内では30キロ。多くの貴重な生き物を守りましょう。「避けるより止まれ」。
竹富町の取り組み
またねっ!と言い合える持続可能な観光地にするために、さまざまな活動を行っています。その一部をご紹介します。
来てくれて、ありがとう。
知ってくれて、ありがとう。
一緒に守って行こう。
昔から
伝わる伝統行事
うつぐみの
気持ち
美しい自然と
美しい街並み
タナドゥイ祭りなどの
伝統行事
満天の星空
またねっ!
アイヤル道の
蝶たち
海の上に広がる
満天の星空
大きなヤシガニ。カチカチいいながら
のっそり歩いてた。また会いに行くよ。
水牛の
甚平くん
マングローブ
の森
綺麗な海と
ビーチ
あなたにとって、「またねっ!」と言いたい(会いたい、守りたい等)、
島々の場所やものや人などを、💁コチラよりお教えください。