船浮集落の「上の川」
船浮集落からイダの浜へ向かう途中にある「上の川(ウイヌカー)」。ここはかつて、湧き水として住民の生活水に利用されていた場所です。現在は水の流れはありませんが、石組みや跡地から当時の暮らしの様子をうかがい知ることができます。
昔の住民たちは、この水を生活のさまざまな場面で活用し、集落の暮らしを支えていました。緑に囲まれた静かな環境の中を歩きながら、そうした日常の痕跡を想像すると、昔の船浮集落の生活が少しずつ見えてきます。
訪れる人々は、自然の息吹と歴史の香りを感じながら、当時の人々の生活の知恵や温かさに思いを馳せることができるスポットです。散策の途中で立ち寄り、ゆったりとした時間の中で集落の雰囲気を味わってみてください。