私たちの島時間レポ  竹富島

竹富島に癒されたオトナ旅
ハンモックに揺られて感じた海の風

竹富島に宿泊したMさんにお話を伺いました。

母の介護で古里と東京を行き来していたMさん。リフレッシュのために選んだのは、竹富島の旅でした。

竹富ブルーで元気をチャージ

竹富島へ行ったきっかけを教えてください

最初は、小浜島が舞台のドラマ「ちゅらさん」を見て、八重山に憧れるようになったんです。いつか行きたいなと思っていて、2009年10月に竹富島と小浜島へそれぞれ日帰りで出かけました。
石垣から近くて、沖縄らしい昔ながらの赤瓦の町並みや雰囲気があって、何より、海が抜群にきれい。初めての竹富はコンドイ浜に行って白い砂浜に魅了されてサンゴとか貝殻をついつい拾っちゃいましたね。出身が鹿児島なんですけど、ヤドカリも小学生の時ぶりに見て感激しました。
また行きたいなとずっと思っていて、2年前の2017年にひとり旅で竹富に行きました。高速船に乗って竹富島が近づいて来たら「やっと来られた」って心が躍りました。
そのときは母が病気で、東京から鹿児島に介護で通っていたんです。そのストレスや心配もあって、八重山で癒されたかった。竹富は自然も人もゆったりしていて空気も違って別世界。深緑、群青色、青緑、サンゴ礁、目に入る色がとても豊かです。海を見るだけで心が落ち着いていく。竹富を訪れて、母のことをちゃんとやっていこう、また頑張ろうとエネルギーをもらいました。

何も決めないオトナ旅

どのように過ごしましたか?

自転車で島内を巡ってゆっくりしました。西桟橋やコンドイ浜からまたぼーっと海を眺めて。
夏だったので、ビーチサンダルのまま足を海につけたら気持ちよかった。見ているのと、肌で体感するのはまた違いますよね。下がサンゴだから、ジャリジャリしてて、砂だけじゃない。ゴツゴツしている感じも伝わってきました。
宿に着くと、入り口の前にハンモックが置かれていたんです! ついつい、30分くらい揺れていました(笑)竹富の雰囲気の中で、庭でハンモック! すごい素敵、最高! これこそ究極の島の癒しでした。

コンドイ浜からまたぼーっと海を眺めて過ごす
竹富の雰囲気の中で、ハンモック!最高!

海の魚を見ながら夕暮れを迎える

泊まってよかったことを教えてください

西桟橋で見た夕日です。日没前から日が沈むのを待っていました。石垣行きフェリーの最終便に乗ったら、ここから夕日は見られない。泊まらないと見られません。
ずっと海しか見えなくて夕日を遮るものがなく、壮大です。日没の瞬間の陽の光はすごく大きい。海が満ちて来ていて、魚も見ながら夕日を見て、最高でした。
宿は、民宿とホテルの間のようなところでした。
おかみさんがいて、スタッフの方がいて、お食事どころの建物があって、別棟があって。
晩御飯のあと、宿のスタッフが「星を見に行きませんか」と誘ってくれて、夜9時ごろから星を見に西桟橋へ行きました。真っ暗で満天の星空。桟橋は星空がまた見やすいんですよ。蠍座に天の川、流れ星も。30〜40分は星に夢中で見ていました。

竹富島にもう恋している感じです

竹富の魅力を教えてください

自然も海もきれいで、癒されます。
赤瓦屋根の家の続く町並みがテーマパークのようにきれいで、人々もウェルカム、おもてなし溢れる雰囲気です。さらに自然もあって、何もしなくても自分を受け入れてくれる。サンゴ礁があって海も穏やか、色も波も優しかったです。
竹富島には定期的に行きたくなっちゃいますね。ディズニーランドを好きな人は繰り返し行きますけど、それと似た感じです。ツアーを探して見たり、夏の旅行フェアを調べたり、つい竹富のことを見ちゃう。もう恋している感じです。
一人旅でもここまで行って楽しめると嬉しくなります。また、ふらっと行きたい、あの竹富ブルーの海に癒されたいです。

赤瓦屋根の町並みに恋をして

※この体験談は、あくまでも個人の感想です。

Mさんの訪れた島の風景

Mさんの旅まとめ

  • だれと旅

    ひとり

  • 島での移動方法

    徒歩&レンタサイクル

  • 宿泊数

    6泊7日(竹富島1泊)

  • 宿のタイプ

    民宿

  • おすすめグルメ

    八重山そばとジューシー

  • おすすめアクティビティ

    水牛車での島観光

  • 島で使った金額

    1〜3万円

  • 癒され度

    120%

Mさんの旅の日程

  • 石垣島からフェリーで竹富島へ。
  • 宿の方が港に送迎に来てくれて、宿到着。
  • 宿の方にレンタル自転車の連絡をお願いし、届けてもらう。
  • 自転車でまず、宿からすぐの「西桟橋」と「コンドイ浜」に行く。
  • お昼は八重山そばの名店で。
  • 島の東側や中心部をサイクリング。
  • カフェで休憩。
  • 夕方、宿の庭のハンモックでくつろぎ、気持ち良い風に癒される。
  • 日没前から、宿泊してでも見たかった近くの西桟橋で夕陽を見る。
  • 夕食は少し歩いて飲食店で。
  • 夕食後、宿のスタッフの方の案内で、夕陽を見た西桟橋で星空を堪能。

  • 宿で朝食。
  • 宿からのお土産で、最近少なくなってきたという星の砂と、サーターアンダギー、ボールペンをもらう。
  • もう1泊しようと思ったが、台風が近づいていたため、石垣島に移動。
  • その後、石垣島で一泊して、沖縄本島で2泊する。